ニードル脱毛について

 

ニードル脱毛とは

 

 

ニードル脱毛は、電気が流れる針を使用してムダ毛を脱毛する方法で、毛穴一つ一つに針を刺し、刺した針に電気・高周波を流すことで毛根を破壊する脱毛方法です。
 

毛が再生される部分にダメージを与えるため、一度抜けた毛穴からは二度と生えてこないことがほとんどであることから、FDA（アメリカ食品医薬品局、日本でいう厚労省）から永久脱毛と認められている脱毛方法となっています。肌の色や毛の色に関係なく脱毛できるのも特徴です。
細かい作業のため、一回の時間がかかり強い痛みもありますが、医療レーザーよりも確実で効果的な脱毛方法です。
 
 

ニードル脱毛の特徴

 
ニードル脱毛には、大きく分けて絶縁針脱毛と美容電気脱毛の2種類があります。

 

絶縁針脱毛(医療針脱毛)

 
医療針脱毛とも呼ばれており、
毛穴に刺した針から電流を流して、その熱で毛乳頭(毛の発生や成長の元となる部分)を破壊する仕組みで、クリニックなどの医療機関で提供されているニードル脱毛です。
 
これまでの針脱毛は痛みや火傷などトラブルが多くありましたが、絶縁針は皮膚に触れる部分が絶縁されているので安全です。
狭い範囲や、数本の気になるムダ毛を処理するのにおすすめの方法です。

 

美容電気脱毛

 

非医療機関のエステサロンで提供されているニードル脱毛で、
一度施術をした部分から再びムダ毛が生えてくることはありません。
絶縁針脱毛の20〜50%程度の低価格で受けられるのが特徴ですが、ただ針が皮膚に触れてトラブルに繋がるリスクがあるため、エステ等では弱めの出力での施術になります。
また、美容電気脱毛は大きく3種類に分けられ、それぞれ発毛組織を破壊する方法が異なります。

 
●電気分解法
毛穴に差し込んだ針に弱い電流を流し、毛根を溶かす方法で痛みが伴いやけどのリスクも高い方法です。

 
●フラッシュ法
高周波の熱により、発毛組織のたんぱく質を凝固させる方法です。

 
●ブレンド法
電気分解法とフラッシュ法をかけ合わせた直流電流と高周波電流を使用した方法です。

 

ニードル脱毛の効果

 

永久脱毛

 
毛を作る組織である「毛乳頭」を直接破壊するため、永久脱毛が可能です。
ニードル脱毛をした毛穴からは、ほぼ毛が生えてこなくなるのがニードル脱毛の魅力の一つです。

 

白髪にも効果的

 
光脱毛やレーザー脱毛ではなかなか効果が得られない、白髪にも高い効果が期待できます。
一般的な脱毛方法は、毛に含まれる黒い色素（メラニン）を利用して毛を処理するため、メラニンがほとんどない白髪には脱毛の効果がありません。
ニードル脱毛は、メラニンではなく毛根へ直接電気を流すため、発毛組織へダメージを与えることができます。

 

産毛にも効果がある

 
前述の通り、ニードル脱毛はメラニンを利用しないため、メラニン量が少ない産毛もしっかり脱毛することができます。

 

施術を受けるペース

 
毛周期という毛の生え変わるサイクルを踏まえて施術を行います。
毛周期が成長期を迎えている毛に施術を行うことにより、発毛組織を破壊しやすくなります。

毛周期は部位によって異なるため通うペースも変わりますが、およそ1〜3カ月に1回に施術を行う医療機関が多いです。

 

毛周期とは？

 

 

「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」の4段階を繰り返して毛が生え変わっていきます。
これを毛周期(ヘアサイクル)と呼びます。
成長期を終えた毛は抜けていき、次の毛が生える準備をはじめます。

この毛周期と脱毛は密接に関わっており、成長期の毛にアプローチする脱毛方法が多くあります。

 

ニードル脱毛のメリットデメリット

 
医療レーザー脱毛は、光脱毛よりも強い光によって施術を行い、ムダ毛の黒いメラニン色素に反応し、毛にピンポイントで熱を発する脱毛方法です。
私たち日本人の「黒い体毛＋明るい色の肌」という特徴は、ムダ毛が生えていると目立ちやすいですが、医療レーザー脱毛には適した特徴といえます。

 

メリット

 

●肌の色に関わらず脱毛が可能
●白髪の脱毛に効果的
●産毛や細い毛に効果的
●永久脱毛の効果が大きい

 
ニードル脱毛のメリットは、一本一本の毛根を確実に破壊していくため、毛を生えなくさせることができます。
また、メラニンが反応しない白髪などの色素の薄い毛や細い毛にも効果がある点も魅力の一つです

 

デメリット

 

●痛みが強い
●長期間通う必要がある
●料金が高額

 
ニードル脱毛のデメリットとして一番にあげられるのが、痛みが強いということです。
直接毛穴に針を刺して電気を流すため刺激は非常に強く、個人差はありますが痛みに耐えきれず途中で脱毛を断念する方も。
 
また、毛穴1つ1つに針を挿入するため1回あたりの施術時間が長くなり、さらに毛の本数や施術時間によって価格が設定されているため、施術完了までにかかる費用が高額
になります。
また、施術を受ける場合ある程度毛の長さがなければ脱毛をすることができないため、毛を伸ばしておく必要があります。

 

おわりに

近頃では、近頃ではニードル脱毛を選ぶ人はすくなくなってきました。
色々な技術も増えてきており、光脱毛や医療レーザー脱毛を行う方が増えてきております。
更にここ1－2年ではコロナもあり、
手軽に安価で行えるセルフ脱毛や、家電脱毛を選択肢に入れる方も多くなっているようです。
ご自身に合わせた脱毛方法を選んでみてください。

 

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セルフミュウ 吉祥寺
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