医療レーザー脱毛について

 

医療レーザー脱毛とは

 

医療レーザー脱毛とは、光脱毛よりも強い光によって施術を行い、毛にピンポイントで熱を発する脱毛方法です。
 
私たち日本人の「黒い体毛＋明るい色の肌」という特徴は、ムダ毛が生えていると目立ちやすいですが、医療レーザー脱毛には適した特徴といえます。

 

医療レーザー脱毛の仕組み

 

医療レーザー脱毛は、「バルジ領域」だけをターゲットにした脱毛で、毛に含まれる黒い色素（メラニン）に反応することで熱により毛根の発毛組織を破壊するという仕組みになっています。
レーザーによって一度破壊された毛は復活しないため、永久脱毛が可能です。
 
また、レーザー脱毛には蓄熱式・熱破壊式の2種類あり、毛質・肌質・肌色・痛みへの耐性によって異なります。
 

熱破壊式

 
パワーの強いレーザーを照射して発毛組織（毛乳頭・毛母細胞）を破壊し、毛を作ることができなくなり永久脱毛が可能な照射方法です。短期間で脱毛効果が実感できます。
 

蓄熱式

 
蓄熱式（SHR）とは、多くの医療脱毛で使われており、肌に優しい低出力レーザーを連続照射し、毛の生成に重要な細胞を作り出す「バルジ領域」を破壊する照射方法です。
 
太く濃い毛の方が効果が出やすい点はレーザー脱毛の共通点で、色素の薄い毛や産毛にも効果があり、日焼けした肌や色黒の方でも照射可能です。

 

医療レーザー脱毛の効果と特徴

 

メラニン色素に反応する

 
レーザーの光を吸収した毛根の黒いメラニン色素は、熱によって組織ごと破壊されます。
発毛にかかわる毛乳頭や毛母細胞が失われ、自然と毛が抜け落ちていくという特徴があります。

 

レーザーのパワーが強い

 
美容脱毛より出力が強いレーザーを使います。
レーザーは医療行為に該当するため医療機関でしか行うことができませんが、脱毛効果の高さを実感できるでしょう。

 

日焼けやほくろなどには照射できない

 

蓄熱式（SHR）で施術する場合は問題無いことが多いですが、熱破壊式のパワーが強いレーザーの場合、日焼けやほくろ・色素沈着の黒ずみ部分にはレーザーを照射することはできません。
 

メラニン色素は、日焼け肌やほくろにも多く含まれるため、照射によりダメージを与えることになります。
また、火傷や炎症のリスクを抑えるため、日焼けの度合いによっては医療レーザー脱毛を受けられません。

 

美肌効果

 

永久脱毛の効果だけではなく、脱毛とは照射の設定が異なるものの、シミ治療や美肌治療にも使われているレーザーです。
レーザーの刺激によって肌のターンオーバーを促進したり、コラーゲン生成に影響を与えたりするため、個人差はありますが
脱毛と同時に透明感アップ・ハリの向上などの美肌効果も期待できます。
 
さらに、ムダ毛の自己処理がほとんどいらない肌になることで、カミソリ負けや埋没毛などの自己処理による肌ダメージを大幅に抑えることができます。
ムダ毛がなくなることにより毛穴が自然に引き締まり、ニキビや毛穴目立ちの緩和が期待できます。

 

メンズのひげ脱毛にも効果的

 

レーザー脱毛は、男性のひげに対しても効果が見込めます。
濃いひげを気にされている男性の方も、高出力の医療レーザーであれば永久脱毛を目指すことが可能ですが、ひげは毛が太く照射時の痛みが出やすい部位です。
また、赤みや炎症の副作用のリスクもあるため、日頃から肌トラブルに注意しましょう。

 

脱毛が完了するまでの回数はどのくらい？

 
毛量・毛質の違いや部位によって個人差はありますが、自己処理が楽になるまでの回数は5回以上であり、自己処理が不要になるまでは約8〜10回以上とされています。
脇やVIO、脚などの毛が太い部分は3回ほど照射すれば毛が少なくなる効果を実感することができ、5回ほどで自己処理が不要になってくるケースが多いです。
 
また、1回の照射だけでも効果が実感できることもありますが、産毛が多い顔は効果が実感できるまで回数が多くかかる傾向にあります。

 

医療レーザー脱毛のメリット＆デメリット

 

 

メリット

 
●永久脱毛が可能
●通う回数が少ない
●短い期間で脱毛が完了
●医療機関のため肌トラブル時も安心
●1回の施術が短時間

 

医療レーザー脱毛のメリットは、パワーの強い医療機器で施術を行うため、光脱毛より効果の高い永久脱毛ができます。
そのため、施術回数は光脱毛の半分程度の5〜8回であり、期間は約1〜2年で完了することが多いです。
 
さらに、医療機関で施術を行うため、肌トラブルが起こったときは医師がすぐに診察、必要な処置を行ってくれるのも安心です。

 

デメリット

●光脱毛より痛みが強い
●料金が高額
 

医療レーザー脱毛のデメリットは、レーザーのパワーが強いため、光脱毛よりも痛みが強いという点です。
特にVIOなどデリケートな部分は毛が太く、痛みを感じやすいため施術中に我慢できない痛みを感じることもあるでしょう。
 
また、1回あたりの料金が高いというデメリットもあり、短期的な料金の負担は大きくなる傾向があります。
施術回数自体は少ないため、光脱毛とどちらが高額になるかは脱毛サロンによります。
医療レーザー脱毛はメラニンの黒色に反応して毛を処理するため、白髪の脱毛は効果が得にくいです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。
美容系サロンよりも、永久脱毛への効果は高そうですね。医療機関、医療レーザーというわけではないですが、
同じく蓄熱式（SHR）を利用した脱毛マシーンを取り入れているサロンもあります。
ぜひ自分にあった脱毛方法を選んでみてください。

  

SHR方式の脱毛ができるセルフサロン

セルフミュウ 吉祥寺
東京都武蔵野市吉祥寺南町１－５－９　３F
営業時間：10:00～20:00
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